【公開収録】AI漫画クリエイターの豊田さんの次回作について聞いてみる
LPが簡単に作れるツールがヤバすぎる...!?
どうも、Fujinです。
今回は、AI漫画クリエイターの豊田さんとの対談です。今まさに開発されているLPクリエイターについて、制作の背景から、AI時代に売れるツールを作る考え方まで詳しく聞きました。
広告の現場知見 × AI × ゲーム設計。
Brainで約800部売れたツールの次に作っているのは、売れるLPのデザイン、文章、構成をまとめて再現し、最初の制作体験をわずか2ステップにする仕組みです。
「AIならLPも簡単に作れるんじゃないの?」と思うかもしれません。ところが、本当に成果が出るLPを誰でも作れる形にするには、AIの性能だけでは足りないんですよね。
約800部売れたAI漫画クリエイターの次の挑戦
豊田さんが先に販売したAI漫画クリエイターは、収録時点でBrainの販売数が約800部。リリース後も毎日のように購入されているそうです。
AI漫画クリエイターで実現したのは、専門的な制作知識がなくても漫画を作れる体験でした。ただ、豊田さんたちの本職はWeb制作代行やWebマーケティングです。漫画を作れるようにするだけでなく、その先にある集客や販売まで支援したいという思いがありました。
そこで次に着手したのがLPクリエイターです。見た目だけのページではなく、これまで現場で蓄積してきた売れるLPの型を、誰でも扱えるツールに落とし込もうとしています。
LPはサービスのファーストインプレッション
人間関係では、最初にどんな印象を持つかが大事ですよね。一度「この人とは合わなそうだな」と感じると、その後の距離も自然に開いてしまいます。
LPもまったく同じです。広告やSNSからせっかく来てもらえても、最初に見たデザイン、文章、雰囲気で違和感を持たれれば、その時点でページを閉じられてしまいます。商品そのものが良くても、入口の印象が弱いだけで選ばれないことがあるんです。
豊田さんたちは、広告というファーストインプレッションの世界で長く仕事をしてきました。初めて見た瞬間に興味を持ってもらえるか、信頼してもらえるか。その差が数字に直結するからこそ、デザインを細部まで作り込んできたそうです。
デザインと内容で数字は2倍、3倍と変わる
LPは、集客した人を購入や申し込みへつなぐ場所です。ここでデザインや内容が変われば、結果が2倍、3倍と変わることもあると対談の中で話されていました。
だからプロの現場では、信頼できるデザイナーに依頼し、場合によってはLPのデザインに100万円をかけることもあるそうです。それだけ入口の見栄えには価値があります。
ただし、すべての個人や中小企業が同じ予算を用意できるわけではありません。良い商品や強い思いを持っているのに、集客の方法が分からない。サービスは素晴らしいのに、Webサイトが古く見えて損をしている。そんな事業者は少なくないですよね。
この大きなコスト差をAIで埋める。それがLPクリエイターを作る理由の一つです。
AIにLPを作らせるだけでは成果を再現できない
今はClaude CodeやCodexを使えば、Webページそのものは作れます。指示を出してHTMLやデザインを生成するところまでは、以前より圧倒的に簡単になりました。
それでも、誰もが売れるLPを作れるわけではありません。操作する人に相当なスキルがあれば作り込めますが、初心者が同じ結果を出すのは難しいんですよね。
必要なのは生成能力より判断基準
AIは文章もデザインも生成できます。しかし、どんな順番で情報を見せるのか、どんな言葉なら読者が動くのか、どんなデザインなら信頼されるのかという判断基準は、指示の中に入れなければ再現されません。
成果の出る型を知らない状態でAIに作らせても、それらしいLPが完成するだけです。見た目はきれいでも、販売や申し込みにつながるかは別問題なんです。
数万文字のプロンプトをボタンの裏側に隠す
AI漫画クリエイターの裏側には、数万文字規模のプロンプトが組み込まれているそうです。吹き出しだけでも数千文字。キャラクターを固定する指示、コマ割り、デザインのテイストなど、細かい条件が積み重なっています。
これを毎回ユーザーが入力するのは現実的ではありません。そもそも、初めて使う人が数万文字の指示を設計するのはかなり難しいですよね。
そこで、ユーザーからはボタンを押すだけに見えるようにする。裏側では蓄積したプロンプトがまとめて送られ、必要なアウトプットが返ってくる。この複雑さを見せない設計が、ツールとしての価値になります。
LPクリエイターでも同じように、デザイン、文章、構成の知見を裏側へ組み込み、専門家の判断を簡単に再現できる状態を目指しています。
AI時代に価値を持つのは過去の実データ
ここで僕が大事だと思ったのが、ナレッジです。過去に作ってきたLP、実際に効果が出たデザイン、改善前後の結果など、現場で得たデータの塊ですね。
AIは、価値のあるデータをもとに型を見つけ、似たものを複製することが得意です。逆に、元になるデータがなければ、平均的な答えしか出せません。
実績のある型を再現するためにAIを使う
AIを使う目的は、ゼロから適当に何かを作らせることではありません。成果が出た型を持っている人が、その知見を多くの人に使える形へ変換することです。
LPクリエイターの強さは、AIを使っていること自体ではなく、Webマーケティングの現場で蓄積した判断基準を使えることにあります。これからは、モデルの性能差よりも、何を学習材料として与えられるかの差が大きくなっていくと思います。
AI漫画クリエイターとの連携でマンガLPも作れる
LPクリエイターには、AI漫画クリエイターを持っている人だけが使える連携機能も用意される予定です。既存ユーザーは、マンガを活用したLPをより簡単に作れるようになります。
これは単なる特典ではなく、商品同士がつながる設計です。AI漫画クリエイターで作ったキャラクターやストーリーを、集客と販売の入口であるLPへ展開できる。コンテンツを作る機能と、売るための機能が一つの流れになるわけです。
文章だけのLPが増えるほど、漫画を使った見せ方は差別化になります。しかも既存の商品を持っている人ほど、次のツールを導入する理由が分かりやすい。この連携はプロダクト設計としてもかなり面白いと思いました。
AIツールは作って終わりではない
今はAIを使えば、ツールの原型を短期間で作れます。そのため、最低限動くものを公開して終わるケースも増えています。
でも、実際に使ってみると、どこを触ればいいのか分からない、何回試しても思った結果にならない、結局使わなくなるということが起きます。生成機能があるだけでは、使いやすいツールにはならないんです。
豊田さんは数カ月かけて作り込みを続け、AI漫画クリエイターも販売後に改善を重ねています。AIで効率化できるところは任せつつ、ユーザー体験の判断や細部のブラッシュアップには人間の時間を使う。この配分が大事なんですよね。
顧客との対話がプロダクトの差になる
AI時代は、何でも作れるようになるからこそ、何を作るべきかが難しくなります。そこで価値を持つのが、お客さんの生の声です。
AI漫画クリエイターには、公式LINEを通じて毎日のように要望が届くそうです。すべてを実装できるわけではありませんが、届いた声には目を通し、改善一覧へ残し、チームで一つずつ確認しています。
オンラインで集める要望だけでなく、実際に会って使ってもらい、どこで迷ったのかを聞く。そこで初めて見える課題があります。AIで作れる能力より、顧客と対話できる能力の方が、これからは大きな差になるかもしれません。
何でも生成できる時代に勝つのは、最も派手な機能を持つ人ではなく、本当の悩みを聞き出し、改善へ反映できる人です。
RPGのようなチュートリアルで最初の成功を作る
LPクリエイターでは、AI初心者が最初に迷わないよう、RPGゲームのようなチュートリアルを作っています。
ツールを開いた瞬間に、まず何を触ればいいのかが案内される。必要なプロンプトはあらかじめ設定され、案内に沿ってボタンを押すと、最初の制作体験が2ステップで完了する設計です。
難しい説明を全部読ませてから作業させるのではなく、先に「本当に作れた」という成功体験を渡す。自分でも作れると分かれば、その後の機能も触りたくなります。これは初心者向けツールにとって、かなり重要な考え方ですよね。
ゲーム化はAIツールの継続率を変える
僕は最近、これからいろいろなものがゲーム化していくという話をしています。AIで制作コストが下がり、便利なツールが増えるほど、次に求められるのは使っていて楽しい体験です。
RPGのように次の行動が分かり、操作するたびに成果が見える。そうすれば、難しいLP制作も単なる作業ではなく、少しずつ完成させていく体験になります。
機能が多いだけでは使い続けてもらえません。最初の一歩を軽くし、進んでいる感覚を作り、自然に次の操作へ誘導する。ゲームフィケーションは飾りではなく、ユーザーが成果へ到達するための仕組みなんです。
発売前から企業研修が決まった理由
LPクリエイターは、作ると決めた段階から複数の企業に研修を相談されていたそうです。まだ販売前なのに、導入と研修が先に決まっている。これはかなり強い需要のサインですよね。
背景には、AI漫画クリエイターの研修を実施し、実際に企業から評価された実績があります。既存のツールで信頼を作り、その顧客が次のLPクリエイターも使いたいと判断した。新商品をゼロから売るのではなく、前の価値提供が次の需要につながっています。
ここにも、顧客との対話と継続改善の重要性が表れています。販売前に需要が見えるのは、普段から現場の課題を聞いているからです。
LPクリエイターは7月20日リリース予定
対談の収録時点では、LPクリエイターは2026年7月20日にリリース予定とのことでした。公開直前まで、裏側ではツールの作り込みが続いています。
LPのデザイン、文章、構成をまとめて生成するだけでなく、AI漫画クリエイターとの連携、初心者向けのチュートリアル、実績データをもとにしたプロンプトまで入っている。単発の生成ツールというより、LP制作の成功体験を一つの流れとして設計したプロダクトです。
僕も先に使わせてもらいましたが、操作の分かりやすさと作り込みがめちゃくちゃ良かったです。公開後にどう使われ、どんな改善が入っていくのかも楽しみですね。
AI時代のツール作りで大切な5つのこと
今回の対談から見えたポイントは、次の5つです。
売れるLPの実データをAIへ渡す
数万文字の複雑な指示をUIの裏側へ隠す
既存商品と連携して利用価値を広げる
顧客の声をすべて残して改善する
最初の成功体験をゲームのように案内する
AIによって、作ること自体は簡単になりました。だからこそ、何を再現するのか、誰の悩みを解決するのか、どうすれば使い続けてもらえるのかが重要になります。
まとめ
今回は、豊田さんが開発しているLPクリエイターについて対談しました。
AI漫画クリエイターを約800部販売した実績の先に、Webマーケティングの知見を詰め込んだLPクリエイターがある。売れる型を数万文字のプロンプトへ落とし込み、誰でも扱えるUIに変え、顧客の声をもとに改善し続ける。その積み重ねが、AIツールの本当の価値になります。
LPをAIで作れること以上に大切なのは、成果の出る判断基準まで使えることです。AI時代に価値を持つのは、現場で蓄積したナレッジと、お客さんに向き合ってきた時間なんだと思います。
ということで、今回はこの辺で終わりにしたいと思います。
また次回の放送でお会いしましょう。じゃあね!










