ライザのアトリエがAIチャットRPG化。これがゲームの未来です
AIチャットゲームが炎上中。ゲーマーから反発があるが...
どうも、Fujinです。
今日は、発表されたばかりのライザチャットAIについて話していきます。人気ゲームのライザのアトリエが、AIチャット型のRPGになるという発表があったんですよ。
しかもこれ、発表直後からけっこう炎上しています。ただ僕は、プレイ画面を見て正直「めっちゃ面白そう」と思いました。マジでちょっとやりたいなと思うぐらい面白そうなんです。
今回は、このライザチャットAIの何が新しいのか、そしてなぜこれがゲームの未来につながるのかを解説していきます。
ライザチャットAIとは何か
今回発表されたのは、スパイラルAIという会社が手がけるAIチャットアプリです。ライザのアトリエを題材にした、ライザチャットAIというアプリですね。
対応プラットフォームはiOSとAndroidで、8月に配信予定。今はまだプレイできませんが、事前登録の受付が始まっています。
重要なのは、これがコーエーテクモゲームスからライセンス許諾を得て進められているプロジェクトだということです。ファンメイドの二次創作ではなく、大手ゲーム会社が正式に認めたAIプロジェクトなんですよ。
話すだけで物語が進むチャット型RPG
じゃあ具体的にどんなゲームなのか。一言でいうと、チャットするだけで物語が進むRPGです。
旅をしたり、調合をしたり、戦闘をしたり。普通のRPGならコントローラーで操作する部分を、全部チャットだけで完結させていく。裏側にAIが入っているので、こちらの入力に応じて物語がどんどん進んでいくわけです。
モードは2つあって、ストーリーを進めていくRPGモードと、キャラクターと自由に話せる雑談モードが用意されています。キャラクターのボイスもしっかり出てくるので、テキストだけの無機質なチャットとは全然違う体験になっていますね。
ユーザーの入力がゲーム世界に反映される
僕が一番面白いと思ったのはここです。実際にプレイされている画面を見ていたんですが、ユーザー側の入力がゲームの進行にちゃんと反映されるんですよ。
例えば序盤、船を作ることになる場面があります。別の島に行くために、まず材料を集めないといけない。でも探しても木材しか手に入らない。
そこで「鉄を見つけたよ」と入力すると、鉄がアイテムとしてしっかり入手できる状態になるんです。
これ、地味に見えてすごいことですよ。物語の大筋はもちろん用意されていると思いますが、そこにプラスアルファで、ユーザーの行動によってゲームの進捗やストーリーが変わっていく余地がある。プレイヤーがゲーム世界に介入できるわけです。
マルチエンディングの進化系
この仕組み、ゲーム好きならピンとくると思います。いわゆるマルチエンディングの進化系なんですよ。
僕は元々ゲーム業界をがっつり調べていた時期がありまして、Web3ゲームの波が来たときはマジでゲームのことしか調べていませんでした。その流れで見てきたんですが、少し前にマルチエンディング系のゲームがめちゃくちゃ話題になったことがあります。
なんで話題になったかというと、いろんな結末があるからです。何回繰り返しプレイしても、どういう結末になるか分からない。ユーザーの選択によって物語が変わっていく。この体験がウケました。
ただ、当時のゲームは選択形式でした。用意された選択肢の中から選んで、物語が分岐していく形です。
選択肢から自由入力へ
今回のAIチャット型ゲームは、そこが根本的に違います。選択肢が用意されていないんですよ。自由にチャットで入力してね、という形になっている。
選択肢形式だと、「これ違うんだよなあ」と思いながら、しょうがなくどれかを選んでいた場面があったと思うんです。それがこれからは、あなた自身が物語を主導できるようになる。
自由度が担保されて、そこにストーリー性が重なる。だから没入感が全然違ってくるわけです。
ジャンルとしてはノベルゲームに近いんですが、ノベルゲームの自由度をはるかに高くしたバージョンと考えると分かりやすいと思います。
それでも炎上している理由
冒頭で触れたとおり、この発表はけっこう荒れています。
「これ作るぐらいなら普通にライザのゲームを作ってくれよ」「コンテンツにあふれている時代に、わざわざAIと話さなきゃいけないのか」「迷走しすぎ」みたいなコメントが並んでいるんですね。
ゲーム関連のコミュニティは反AIの人が本当に多い。ここは正直、なんでやねんと思う部分もありますが、現状はそういう空気感です。
ただ、僕はここから確実に浸透していくと思っています。実際にプレイ映像を見れば分かります。批判コメントを書いている人の何割が実際の画面を見たんだろうと思うぐらい、普通に面白そうなんですよ。
ゲーム×AIには2つの見方がある
今回のライザチャットAI、実は2つの見方ができます。
ゲームにAIが入ってきたという見方。そして、チャット型AIがゲーミフィケーションしたという見方です。
どちらの見方も正しいと思います。ゲーム側から見れば、AIによって自由度と没入感が一気に上がった。AI側から見れば、キャラクターとの雑談がストーリーと目標を持つゲームに進化した。
裏側の仕組みとしては、LLMが入っているようです。詳細は明かされていませんが、キャラクターのナレッジを学習させた上で応答を生成しているんじゃないかなと見ています。ボイスもリアルタイムで生成されているっぽいんですよね。
この形式のゲームはこれから確実に増える
ここまで見てきて思うのは、この形式のゲームはこれから確実に増えるということです。
チャットで物語が進む形式なら、フルスペックの3Dゲームとは比較にならないコストで作れる可能性があります。今回のライザチャットAIは本格的な開発体制で作られていると思いますが、この形式自体は個人や小規模チームでも再現できる余地があるんですよ。
ゲーム×AIといっても、いろんな形があります。開発のところでAIを使うパターン。今回みたいにキャラクターの裏側としてAIを使うパターン。それぞれの領域でできることがどんどん広がっています。
じゃあ僕らはどうするか
答えはシンプルで、遊んでみるか、作ってみるかです。
まず遊ぶ側として、僕はリリースされたら試してみるつもりです。AIがゲーム体験をどう変えるのか、これを肌で感じておくのは間違いなく価値があります。
そして作る側として。こういう系のゲームを作っていくのは、本当にめちゃめちゃありだなと思っています。チャット型でストーリーが進む仕組みなら、AIを活用した開発と相性が抜群にいいですから。
AIでゲームの体験はどんどん変わっていきます。よりゲーミフィケーションしていく。この流れに乗るなら、まず触ってみることからです。
まとめ
ライザチャットAIは、コーエーテクモゲームスの許諾を得たAIチャットRPG
チャットだけで旅・調合・戦闘が進み、RPGモードと雑談モードがある
ユーザーの自由入力がゲーム世界に反映される、マルチエンディングの進化系
炎上はしているが、この形式のゲームは確実に増えていく
8月の配信が楽しみです。僕も触ったらまたレポートします。
ということで、今回はこの辺で終わりにしたいと思います。
また次回の放送でお会いしましょう。じゃあね!









これまで「面白いのは面白いけど、進めていくと作業感が出るんだよなぁ」と思ってた部分が、AIによってリアルタイムにその時のユーザーの入力内容によって、その先の展開が色々変化する(可能性がある)ってことですよね。
これは楽しいと思いますけどね。
本当に冒険しているような臨場感を味わえると思います。