【リツトさん特別対談】Brainで2000万円稼いだ裏側。AI教材はリサーチで決まる
Antigravity作業会金沢Day2で公開収録しました!
どうも、Fujinです。
今回は、リツトさんとの特別対談です!
対談の中でいちばん印象に残ったのは、派手な売上の裏側にある地味な部分でした。
Brainで教材が売れた。Xの記事が伸びた。Antigravityのリアル作業会に人が集まった。
こう聞くと、どうしても結果だけが目立ちます。でも、話を掘っていくと、結局はリサーチと現場接点なんですよね。
AI時代は、教材を作るスピードも、発信するスピードも、コンテンツを量産するスピードも上がっています。だからこそ、何を作るか、誰に届けるか、どこで詰まっているかを見つけられる人が強くなります。
全国を回るリアル作業会の熱量
リツトさんは、Googleが開発したAIツールであるAntigravityの教材を出し、さらにリアル会場で作業会を開催されています。
普通に考えると、教材が売れたならオンラインだけで完結させたくなるじゃないですか。
動画教材を作る。購入者向けにオンライン作業会をやる。質問はチャットで受ける。これで十分に見えます。
でも、実際にはリアルの作業会を求める声がかなり強かったそうです。オンライン作業会でも毎回100名以上が集まり、質疑応答の時間が足りなくなる。そこで、リアルの場に価値があると感じたという話でした。
ここ、めちゃくちゃ重要だと思います。
AI活用は、知識だけでは前に進まないんですよ。
AI活用は人によって詰まり方が違う
AntigravityのようなAIツールは、説明だけ聞くと便利そうに見えます。
でも実際に使おうとすると、人によって詰まる場所が全然違います。
持っているパソコンが違う。使っているAIツールが違う。仕事の内容が違う。目的も違う。そもそも、何から始めればいいのかも人によって違う。
だから、オンラインで一斉に説明しても、全員にフィットする回答にはなりにくいんですよね。
リツトさんの作業会には、中学生や高校生から、66歳の方まで来ているという話がありました。農家さん、教員の方、個人事業主、会社員、美容師さんなど、職業もかなり幅広いそうです。
これだけ参加者の背景が違うと、同じAntigravityを使うにしても、使い方はまったく変わります。
農家さんなら発信や販売導線かもしれない。教員の方なら授業準備や資料作成かもしれない。個人事業主ならLPや商品設計かもしれない。
つまり、AI教材で本当に価値が出るのは、操作説明だけではなく、その人の仕事や生活にどう落とし込むかまで見えるところです。
赤字でもリアル会場に行く理由
対談では、全国ツアーで約170万円ほど赤字を掘っているという話も出ていました。
これ、普通にすごいですよね。
しかも、金銭的な赤字だけではありません。毎週イベントを開催すると、当然ながら発信の時間も減ります。Xを書く時間も、次の商品を作る時間も、別の収益機会に使える時間も削られます。
それでもリアル会場を回っている。
なぜかというと、そこにオンラインだけでは取れない情報があるからです。
参加者がどこで止まっているのか。何を怖がっているのか。どの説明で表情が変わるのか。どこまで一緒に触ればできるようになるのか。
こういう情報は、アンケートだけでは取り切れません。
AI時代は、コンテンツを作ること自体の価値が下がりやすいです。でも、現場で人の詰まりを見て、そこから教材やサービスを改善できる人の価値は上がります。
オンライン全盛でもリアルは消えない
AIが進化すると、オンライン教材だけで完結できる範囲は広がります。
動画も作れる。スライドも作れる。台本も作れる。FAQも自動化できる。個別質問もAIチャットでかなり処理できるようになります。
でも、だからリアルが不要になるかというと、僕は逆だと思っています。
むしろ、AIで情報が増えすぎるほど、リアルで会って一緒に手を動かす価値が上がります。
なぜなら、情報が多い時代に困るのは、情報不足ではなく、選択と実行だからです。
「このツールがいいらしい」
「この教材も良さそう」
「この方法も試したい」
こういう状態になると、逆に何も進まなくなります。そこに対して、リアル作業会は強いです。
その場で開く。その場で触る。その場で詰まりを解消する。その場で一歩進む。
この強制力は、オンラインだけではなかなか作りにくいんですよね。
Brainで売れた裏側はリサーチだった
もう一つ濃かったのが、Brain教材販売の話です。
リツトさんは、Brainで教材を販売して大きく伸ばしています。対談では、教材が2000部ほど売れているという話もありました。
ここで「なぜ売れたのか」を聞いたとき、出てきた答えがかなりシンプルでした。
リサーチです。
これ、結局そうなんですよ。
教材販売というと、どうしても作り方やセールスレターや特典の話に行きがちです。もちろん、それも大事です。
でも、そもそも市場が求めていないものを作ってしまうと、どれだけ綺麗に売っても限界があります。
逆に、市場が欲しがっているものを、ちゃんとわかりやすく、実践しやすい形にして出せれば、売れる確率はかなり上がります。
売れる感覚は市場の流れから来る
対談の中で、第二のノートやObsidianの話も出ていました。
YouTubeやnoteなど、いろいろな場所で第二のノートというテーマが盛り上がっている。そこにAIツールを掛け合わせた教材が伸びている。実際に既存教材を買ってみると、マーケティングはうまいけれど、内容面では改善余地がある。
この流れを見て、自分ならもっとわかりやすく、ステップ形式で、再現性のある教材にできると感じたそうです。
ここが大事です。
いきなり自分の中だけで企画を作っているわけではありません。
市場で何が伸びているのかを見る。すでに売れている教材を見る。無料で出ている情報を見る。そのうえで、足りない部分を見つける。
この順番です。
僕もCodexアプリの教科書を出したとき、かなり近い感覚がありました。
Codexが来ている。AIエージェントの流れが来ている。でも、初心者がCodexアプリを触るためのわかりやすい教材はまだ足りない。
そういう市場の空気があるから、出す意味があるわけです。
Xリサーチはかなり強い
リツトさんは、リサーチの中心としてXを見ているという話をしていました。
これもかなり共感しました。
Xはノイズも多いんですが、教材販売やAIツール系の市場感を見るにはかなり強いです。
どんな投稿が伸びているのか。どんな言葉に反応しているのか。どんな悩みがコメントに出ているのか。どのジャンルで発信者が増えているのか。
こういう情報が、かなりリアルタイムで見えます。
特にAI領域は変化が速いので、検索して綺麗な記事を読むだけだと遅いことがあります。Xで流れを見て、YouTubeで無料情報の範囲を確認して、そこから有料教材としての差分を作る。
この流れは、これから教材を作る人にとってかなり実践的です。
伸びている投稿をAIに分析させる
対談で面白かったのが、伸びている投稿をAIに分析させていたという話です。
他の人のAI活用系投稿が伸びている。そこで、その投稿を見て、自分だったらどう発信するかをAIに聞く。
これ、かなり正しいAI活用です。
単にAIに「バズる投稿を作って」と投げるのではなく、実際に伸びている投稿を材料として渡す。そのうえで、フォーマット、切り口、読者の反応ポイントを分析させる。
そこから、自分の文脈に置き換える。
この使い方をすると、ゼロから考えるよりもかなり精度が上がります。
もちろん、ただの丸パクリはダメです。でも、伸びている構造を学ぶことは必要です。
XでもYouTubeでもBrainでも、伸びているものには理由があります。AIを使うべきなのは、その理由を分解するところです。
パクるのではなく構造を借りる
ここは誤解されやすいですが、伸びている投稿を参考にすることと、丸パクリすることは違います。
参考にすべきなのは、言い回しそのものではなく構造です。
たとえば、なぜ最初の一文で止まるのか。なぜ数字が入っているのか。なぜ読者が自分ごと化できるのか。なぜ最後まで読みたくなるのか。
ここを分解します。
そのうえで、自分の経験、自分の教材、自分の読者、自分の実績に置き換える。
この作業をAIに手伝わせると、かなり効率が上がります。
AI時代の発信で大事なのは、完全なオリジナルをゼロからひねり出すことではありません。
市場で反応が出ている型を見つけて、自分の一次情報を乗せることです。
0→1の人ほどまず出してみる
対談では、これからBrainや教材販売を始めたい人へのアドバイスもありました。
そこで出てきたのが、まずは出してみること。そして、売れない経験をすることです。
これはかなり現実的です。
最初から完璧な教材を作ろうとすると、ほぼ出せません。
テーマ選定も、無料部分も、特典も、価格も、セールスレターも、全部が不安になります。そうやって考えているうちに、結局リリースしないまま終わります。
だから、まずは小さく出す。無料教材でもいいし、低価格でもいい。とにかく市場に出して、反応を見る。
そのうえで、売れない理由を考える。
テーマが弱かったのか。切り口が弱かったのか。読者の悩みとズレていたのか。無料で手に入る情報との差分がなかったのか。
この失敗経験があると、次のリサーチの精度が上がります。
無料情報との差分を作る
有料教材を作るうえで、YouTubeリサーチが大事という話も出ていました。
これも本当にそうです。
今は、かなりの情報が無料で出ています。AIツールの使い方も、基本操作も、ちょっとしたTipsも、YouTubeで検索すればいくらでも出てきます。
だから、有料教材で無料情報と同じことを出しても弱いです。
有料にするなら、無料情報では足りない部分を埋める必要があります。
具体的には、順番、実践テンプレート、失敗回避、個別の業務への落とし込み、更新性、コミュニティ、作業会などです。
情報そのものではなく、実行できる状態まで持っていくことに価値があります。
ここでも、リアル作業会の話とつながります。
教材で知識を渡し、作業会で実行まで進める。この組み合わせはかなり強いです。
AI時代に教材販売で勝つ人
今回の対談を聞いて、AI時代の教材販売で勝つ人の条件がかなり見えた気がします。
一つ目は、市場の流れを見ていること。
二つ目は、伸びている発信を分解できること。
三つ目は、自分の一次情報を持っていること。
四つ目は、購入者が実行できるところまで設計できること。
五つ目は、オンラインとリアルを使い分けられること。
AIで教材は作りやすくなりました。記事も作れます。スライドも作れます。動画台本も作れます。LPも作れます。
でも、だからこそ、誰でも作れるような教材は弱くなります。
強いのは、現場で見た詰まり、実際に売った経験、伸びている市場の空気、自分が試して改善した手順が入っている教材です。
まとめ
リツトさんとの対談で感じたのは、AI活用や教材販売の本質はかなり泥臭いということです。
派手な数字の裏側には、Xを見る、YouTubeを見る、売れている教材を見る、リアル会場で人の詰まりを見る、赤字でも現場に行く、伸びている投稿を分解する、という地道な作業があります。
でも、この地道な作業こそAI時代に差がつく部分です。
AIは文章も資料も作れます。だからこそ、何を作るべきかを決めるリサーチ力と、誰のどんな問題を解くのかを見つける現場感が重要になります。
これからBrainで教材を出したい人、AI教材を作りたい人、AI活用を仕事にしたい人は、まず市場を見ることです。
そして、できれば人に会うことです。
オンラインの数字だけでは見えない悩みがあります。リアルで一緒に手を動かすから見える詰まりがあります。
そこを拾える人が、これからのAI教材販売ではかなり強くなると思います。
ということで、今回はこの辺で終わりにしたいと思います。
また次回の放送でお会いしましょう。じゃあね!






