【Codexアプリの教科書850部突破】Google I/OでAI業界の王者奪還が来るかもしれない話
Googleが隠してきた新モデルもリリースか?
どうも、Fujinです。
今回は、来週開催されるGoogle I/Oに向けて、AI業界の勢力図がまた一段大きく動きそうだ、という話をしていきます。Codexアプリの教科書のローンチが想定以上に伸びている現状もあわせて共有しつつ、後半ではGeminiオムニやAI前提のノートPCといった、今業界で噂されている動きを整理していきます。
Codexアプリの教科書は累計840部・売上240万円
最初に直近の数字から共有します。Codexアプリの教科書、累計の販売部数は840部です。売上ベースでいうと240万円を超えてきていて、Brainランキングは継続して1位を取っています。
このペースだと1000部のラインは射程に入ってきています。まだ僕の方で動かしきれていない施策がいくつか残っていて、それを動かしていくことで、もう一段上の数字も狙えるのかな、というところまで来ました。
リリース直後の瞬間風速で売り切るタイプのローンチではなく、継続して買われ続けるタイプのコンテンツに育ってきているのが、今回の手応えとしてはいちばん大きいです。
いちばん好評なのはLINEオープンチャット
今回のローンチで特に好評をいただいているのが、購入者向けのLINEオープンチャットです。
わからない場所をその場で聞ける、という反応がとても多くて、僕がコメントを返す前に他の購入者の方が回答してくれている、というケースが増えてきました。これは正直、僕がいちばんやりたかった状態です。
コミュニティのメンバー同士で、すでに理解している人がまだよくわからない人に対して教えてあげる。そういう循環ができれば本当にいいなとずっと思ってきたんですが、僕が特に何も言わなくても、購入してくださった方が自発的にそれをやってくれている。本当に周りの方のリテラシーが高くて、しかも優しい方ばかりなんだなと、改めて感じています。
それでも分からないことが残ったら、僕が回答します。ただ、そこに辿り着く前に、コミュニティ側でほとんど解決していく流れがすでに出来上がりつつあります。
14日間のメール講座も予想以上に効いている
もうひとつ好評なのが、Codexアプリの教科書とセットで配信している14日間のメール講座です。
1日ずつ、その日にやるべきことを宿題として出すブートキャンプ形式で、2週間あれば基本的な使い方は完全にマスターできる構成にしています。実際の本編は教科書のほうに入っているんですが、メール講座を順番にこなしていけば、本編に何が書いてあるか細かく見にいかなくても、自然に必要な作業を進めていけるようになっています。
コンテンツを買ったまま放置してしまう、というのはあるあるです。Brainにも自分が買った記事を一覧で見られる画面があるんですが、見てください、自分が買ったやつ全部開けていますか、勉強できていますか、という話なんですよ。
正直、できていない方が大半だと思います。コンテンツを自分で読み込んで、自分の頭で整理して、知識として定着させる。これはレベルが高い作業で、放置されているコンテンツは世の中に山のようにあります。
今回はその問題自体を解決しに行きたかったので、メール講座を1日1日小分けにして、半強制的に手を動かしてもらう設計にしました。
実際に「これのおかげで進められています」という声をリアルでお会いした方からもいただいていて、設計の意図がちゃんと刺さっていると感じています。
今週土曜日に2,980円から4,980円に切り替えます
価格についても告知しておきます。今週の土曜日に、Codexアプリの教科書を2,980円から4,980円に切り替えます。
これは確定事項です。正直、現時点の中身を見れば2,980円は安すぎるという感覚があって、ここから先のアップデートも見据えて、通常価格に戻していきます。金曜日までに買っていただければ、リリーストックの価格のままで入れるので、気になっている方はこのタイミングで動いてください。
ここからが本題|来週のGoogle I/Oで動きが来る
ここまではCodexアプリの教科書のアップデートでしたが、ここからは業界全体の話をしていきます。最近ずっとCodexの話ばかりしていたんですが、来週は別の山が来ます。
Googleの開発者向けイベント、Google I/O。1年に1回の超大型イベントが、来週開催されます。
このGoogle I/Oに向けて、すでに事前イベント的な発表がいくつか出てきていて、内容を眺めているだけでもかなり面白い状態になっています。来週のGoogle I/Oは、ここ最近のAI業界のなかでもとくに重要なタイミングになる可能性が高いです。
デスクトップ単位でAIが入る、Google製のノートPCが来た
事前発表の中で、僕が個人的にいちばん刺さったのが、Googleが新型のノートPCを発表してきたことです。
このノートPC、OSそのものがAI前提で設計されています。中身はGeminiが組み込まれていて、デバイスのあらゆる場所にAIが入っているという作りです。普段使っているPCの上でやる作業全部に、最初からGeminiが寄り添っているイメージですね。
今後、こういう動きは間違いなくすべてのデバイスで起こります。スマホもタブレットもPCも、AIが「あとから付け足された機能」ではなく、「最初から組み込まれた前提機能」になっていく。その最初の一手をGoogleが取りに来た、という見方ができます。
ここを最初に取った会社が、長期的には強くなります。AIをアプリ単位で使う時代から、OS単位・デバイス単位で使う時代に切り替わっていきます。
Geminiが「最近影が薄い」と言われていた理由
Googleと聞くと、最近のAI業界の感覚としてはちょっと影が薄いんですよ。
正直、僕も最近Geminiはあまり使っていません。メインで触っているのはClaudeとChatGPTです。多くの人もたぶん似た感覚で、ここ数か月は「Geminiオワコンなんじゃないか」みたいな空気感すら出ていました。
ただ、Googleが何もしていなかったわけではありません。むしろ、ここ数か月Googleが大型発表をほとんど打ってこなかったというのは、ほぼ確実にGoogle I/Oに向けた仕込みです。高くジャンプするときは、いったん深くしゃがみますよね。Googleはあのスタイルを今、一番分かりやすくやっています。
「Gemini最近使えない」と言われ続けたここ数か月は、ジャンプ前のしゃがみ込みだった、というのが僕の見立てです。
1年前のGoogle I/Oで何が出てきたかを思い出してほしい
去年のGoogle I/Oで何が発表されたか、覚えていますか。
Gemini 2.5シリーズです。あのタイミングで、当時の感覚としてかなり強力なモデルが出てきました。Google I/Oは、Googleが本気のモデルを世に出す場として、毎年使われています。
その流れを踏まえると、今年のGoogle I/Oでも新モデルが出てくるのは、ほぼ確実です。事前発表の空気感を見ていても、Antigravityまわりに動きがありそうですし、Google AI Studio側にも何かしらのアップデートが乗ってきそうです。バイブコーディングのプラットフォームとして、Googleのポジションがまたぐっと前に出てくる可能性があります。
噂のOmni|動画も画像もテキストも統合した次世代Geminiが来るかもしれない
そしていま、もっとも噂になっているのが、オムニという新モデルです。
これまでGoogleには、動画生成のVeoや、画像生成側のNano Bananaといった、用途ごとのモデルが個別で存在していました。それらをすべて統合した、Gemini Omniという1つのモデルが出てくるんじゃないか、と言われています。
このOmniが何なのか、ざっくり言うとクリエイティブ系のAIです。動画生成、画像生成、その他クリエイティブ用途のものを、すべて1つのモデルで動かしてしまう発想です。
これ、実はGoogleが論文ですでに示している方向性とも一致しています。動画生成AIから逆算する考え方で、動画生成AIを突き詰めていけば、テキストも画像もそのモデルで全部カバーできる、というロジックです。だからこそGoogleは、動画生成AIに対して研究コストも計算コストも大きく投じてきました。
その成果がOmniという形で出てくるとすると、Googleとしてもわざわざ動画と画像とテキストを分けて運用する必要がありません。1つに統合した方が早いし、品質も上がる。この流れで考えると、Omniが現実に出てくる可能性はかなり高いです。
出てきたらAI業界の勢力図がまた一段変わる
もしOmniが本当に来週出てくるなら、AI業界の勢力図はまた大きく変わります。
今いちばん強いのはClaudeとChatGPT、画像生成側ではGPT Image 2あたりが頭ひとつ抜けている、というのが直近の体感です。ここに、GoogleがOmniを正面からぶつけてくると、クリエイティブ寄りの作業は一気にGoogle側に戻ってくる可能性があります。
Googleはこの数か月、ほぼ意図的に黙っていました。沈黙の長さを考えると、出してくるものは小粒では済まないはずです。Google I/Oで一気に巻き返しのカードを切ってくる、というのが今回のいちばん見どころのある部分です。
これからのAI活用は「全部使える状態」にしておくのが正解
ここから先、個人としてAIをどう使っていけばいいのか、という話につなげます。
結論はシンプルで、ClaudeもChatGPTもGeminiも、全部使える状態にしておくこと。これがいちばん強いです。
今のAI業界は、半年ごとに勢力図が入れ替わります。去年強かったモデルが、今年は影が薄くなる。今静かなプレイヤーが、来週いきなり前に出てくる。この流れの中で、どれか1つに賭けて他を捨てる、という戦い方はかなり危険です。
僕自身、Gemini・Claude・ChatGPTのすべてを契約していて、用途ごとに切り替えながら使っています。最新トレンドをキャッチアップしていくうえでは、ここを横断できるかどうかが、後々の差として効いてきます。
ローカルLLMは個人レベルだと現実的じゃない
最後に、ローカルLLMの話にも触れておきます。
最近、ローカルLLMを自分の環境で動かしたい、という空気が一部で出てきていて、僕もちょっと検証しようかなと調べてみたんですが、結論としては個人レベルだとほぼ現実的ではありません。
ハードウェアのコストが、想像以上にきついです。AIをまともに動かせるレベルのPCを1台組もうとすると、だいたい90万円前後かかります。それを2台、3台と並列で繋ぐ構成になってくると、合計で300万円弱。完全に車が買える金額です。
これに対して、Claude Maxのプランや、ChatGPTのProプラン、Google AI Ultraといった上位プランは、月額ベースで見ても圧倒的にコスパがいいです。Claude Maxを契約し続けたとしても、年単位で考えればローカルLLMの初期投資より全然安く済みます。
しかもローカルLLMには、電気代やメンテナンスのコストが追加で乗ってきます。個人がAIを「使う」だけなら、上位プランを横断契約するのが、今のところいちばん合理的です。
ただし、これが企業として導入する話になると、状況は変わります。データを外に出せない、顧客情報を扱う、社内ナレッジをAIに学習させたい、というケースでは、ローカルLLM側の需要が一気に上がります。実際、最近そういう相談形成は明らかに増えてきていて、企業領域ではこちらが本命になっていきそうです。
まとめ|来週のGoogle I/Oが今年最大の節目になる
ここまでの話をまとめます。
今いちばん見ておくべきイベントは、来週のGoogle I/Oです。Geminiオムニのような統合モデルが出てくる可能性、デスクトップ単位でAIが入るGoogle製ノートPCの登場、Antigravityまわりやバイブコーディング系の動き。どれを取っても、業界の勢力図を塗り替える可能性があります。
ClaudeとChatGPTが今は強い。ただ、Googleがしゃがみ込みから一気にジャンプしてきたら、ここに食い込んでくる可能性は十分にあります。
個人としては、ClaudeもChatGPTもGeminiも、全部使える状態にしておく。ローカルLLMは個人ではまだ早い。この2つを押さえておけば、来週のGoogle I/Oで何が起きても、波に乗れるポジションは作れます。
来週は最新情報をリアルタイムでキャッチアップして、また共有していきます。楽しみにしておいてください。
ということで、今回はこの辺で終わりにしたいと思います。
また次回の放送でお会いしましょう。じゃあね!









